感性トレンドの主要な4つの要素

■感性トレンド の主要な つの要素 ・・・・・アナログ期・・・デジタル期・・・ハード期・・・ソフト期          

■アナログ期

アナログ期とは、脳内の長軸索系リンクが活性傾向になる時代のことです。

〔長軸索系リンク〕 ・・・軸索とは何か
脳細胞のニューロンから他のニューロンに接続し信号が流れる腕のようなものが軸策です。この軸索には、短軸索と呼ばれるものと長軸索と呼ばれるものに大別できます。
このニューロンが様々なことを認識するのに複雑なネットワークを脳内に形成し、ヒトは様々なことを認識したり思考したりしています。
脳内の皮質を越えてネットワークを形成しているものが長軸索系リンク、皮質内で連携しネットワークを形成しているのが、短軸索系リンクです。

この長軸索系リンクが活性傾向になる時代がアナログ期です。女性の脳は男性の脳と比較すると、代表的な部分では、脳梁と呼ばれる部位が、約20%太く、左右連携型の脳といえます。
このため、長軸索活性傾向の脳になりやすく、女性的な要素が反映される時代がアナログ時代の特徴といえるでしょう。
概念の遠いものを結びつけ直感やつかみなど割り切れないことや個性が心地よいので、複雑で主観的で紆余曲折があり、物語性のあるものに好感度があがります。
共感が好きで、自然が心地よく、個性のばらつきを認め、曲線や曲面や複雑な事象が気持ちよい時代です。
人間個性があって、当然、その個性を大切にして文化を築く時代でもあります。

 

キーワードとしては、

複雑・アナログ・自然・人間性・個性・ばらつき・主観・顔認識・動物・デコラティブ・多色・意素材ミックス・フリル・ラップ・リボン・ふっくらした高さ・うねり・左右非対称・グラマラス・ドラマティック・多様・例外・特別・紆余曲折・意外性・おしゃべり・共感 などが挙げられます。

社会現象や様々な商品にこれらのキーワードがあてはまります。
わかりやすいのは、形のある商品のデザインでしょう。
特に車にはこのデザイン傾向が顕著に現れます。
これは、車の開発スパンが、他の製品よりも長いことが要因の一つとして挙げられます。

このアナログ期は、競争と旅に疲れたデジタル期の終盤に、たった一つのゴールに皆が競争することに疲れ果てアナログ期に転換します。いつも競争をし、無益な戦いを繰り広げる男性的な部分に嫌気がさし、個性を認め、人間性を取り戻そうと始まるのがアナログ期です。

人間性を甦らせ癒しを必要とする癒し期が7年。
人間性あふれ気品を味わうロイヤル期が7年。
スタイルを自他に押し付け始めるトラディショナル期が7年。
押し付けがましさに疲れてしまう円熟期が7年。

これがアナログ期の28年です。

それぞれの自分の正義を人に押し付けられうんざりしてしまい、シンプルに客観的尺度で仕切りなおしていこうよとデジタル期へと転換していくのです。

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■デジタル期

デジタル期とは、脳内の短軸索系リンクが活性傾向になる時代のことです。

〔短軸索系リンク〕 ・・・軸索とは何か。
脳細胞のニューロンから他のニューロンに接続し信号が流れる腕のようなものが軸策です。この軸索には、短軸索と呼ばれるものと長軸索と呼ばれるものに大別できます。
このニューロンが様々なことを認識するのに複雑なネットワークを脳内に形成し、ヒトは様々なことを認識したり思考したりしています。
脳内の皮質を越えてネットワークを形成しているものが長軸索系リンク、皮質内で連携しネットワークを形成しているのが、短軸索系リンクです。

この短軸索系リンクが活性傾向になる時代がデジタル期です。男性の脳は女性の脳と比較すると、代表的な部分では、脳梁と呼ばれる部位が、約20%細く、左右独立型の脳といえます。
このため、短軸索活性傾向の脳になりやすく、男性的な要素が反映される時代がデジタル時代の特徴といえるでしょう。
概念の近いものを高速で処理するのが心地よいので、シンプルで客観的で結果がわかりやすいものの好感度があがります。
競争好きで、論理的思考が心地よく、白黒つけたがり、直線が気持ちよい時代です
また、冒険やサバイバル気分に駆り立てられる時代でもあります。
一つの目標に対し、皆が競争しゴールを目指す時代とも言えます。合理化が進む時代でもあります。
種をより多く残す為に、自分達の生存圏の拡大を欲する時代でもあります。

 

キーワードとしては、

簡潔・デジタル・人工・合理性・整然・モノトーン・フラット素材・直線・平面・四角・三角・横長・楔形・論理的・客観性・最小コスト・必然性・答・数字・権威・競争・結果
サバイバル・冒険・皆と同じ方向  などが挙げられます。

社会現象や様々な商品にこれらのキーワードがあてはまります。
わかりやすいのは、形のある商品のデザインでしょう。
特に車にはこのデザイン傾向が顕著に現れます。
これは、車の開発スパンが、他の製品よりも長いことが要因の一つとして挙げられます。

このデジタル期は、個性を大切にし、人間性を大切するアナログ期の終盤に、あまりにもおせっかいで干渉され押し付けられる正義感や違う考えの押し付けにうんざりした頃からデジタル期に転換します。わけのわからない村の言い伝えや習慣に耳が痛い若い男性が旅に出て新天地を求めるのに似ています。

古い慣習を捨て旅に出て再生するリニューアル期が7年。
遠くに来た自分を味わうグローバル期が7年。
競争が激化し高みを目指すエリート期が7年。
競争と旅に疲れ果てているのに、急には止まれない失速期が7年。

これがデジタル期の28年です。

最後に疲れ果て、定点にて、自分を見つめなおし、自分探しをし、癒しが心地よいアナログ期へと転換していくのです。

ご自身のお仕事で扱っていらっしゃるものや、興味のあるものを時系列に感性トレンドと照らし合わせて見るとよくご理解頂けるかと思います。

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■ソフト期

ソフト期長軸索活性傾向なのですが、ベースは、デジタル時代なのかアナログ時代なのかです。

デジタル期のピーク期に、つまり正弦波で見ると上昇線を描くときに少しずつ長軸索系リンクの活性がはじまります。

デジタル期は種の生活圏の拡大の時代です。より遠くにいけるように、製品の性能向上が求められる時です。

ソフト期は、ハード期に形成された製品の内容の充実が図られる時代でもあります。 長軸索が働き、ハード期に開発されたものの性能の向上やコンテンツの充実、使い勝手の向上が見られます。意味がはっきりとしてきます。

そして、このソフト期の後半はアナログ期にシフトします。
ここで、更に、ハード期に確立されたものをどう使うか?とか安全性の向上や使い勝手の良さや使い方が綿密になっていきます。そして、その使い勝手が細分化しすぎ、矛盾を内包するようになり、小手先のごまかしが効かなくなり、本質を求め、ハードの時代へと転換していきます。

簡単にいうと、デジタルソフト期は、成長した男子が、正義感の基に先のデジタルハード期に形成した礎を更に発展させるような時代です。
そして、アナログハード期に転換し、更に細かく使い勝手の向上が図られるのです。コンテンツも豊富になり、コンテンツが製品の性能を追い越してしまい、新たな技術やインフラの整備が必要になってきてハードの時代へと転換していくのです。

これが、ソフト期の特徴です。

 

ソフト期のキーワードは

広がり・中身・使い勝手・用途・安全性などです。

主に社会インフラや工業製品の性能にその特徴が顕れます。
また、ソフト期の立ち上がり時には、デザインにはデジタル期なのにアナログの要素のようなものとして表出してきます。

この辺りの見極めは難しいところです。
デザインに携わる人は、先ずは、アナログ・デジタルの観点から物事を見ることをお勧めいたします。

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■ハード期

ハード期短軸索活性傾向なのですが、ベースは、デジタル時代なのかアナログ時代なのかです。

アナログ期のピーク期に、つまり正弦波で見ると下降線を描くときに少しずつ短軸索系リンクの活性がはじまります。

アナログ期は文化がつみあがる時代ですから、定住地をより快適に住みよくするために短軸索が働き、生活の為のハードが形成される時代です。
現代社会では、社会インフラの整備が進みます。また、高さの気持ちのよいアナログ期の頂点は技術を空や宇宙に向けさせます。
工業製品や新しい技術の本質的な発見や原型が形になる時代でもあります。

このハード期の後半はデジタル期にシフトします。
ここで、大量生産化されたり、製品がひろまっていったり、技術の進化がおこります。
一方、このハードデジタル期に日の目を見なかった技術や工業製品の概念などが、次期のハード期に復活し、そこで汎用化されることもあります。

簡単にいうと、アナログハード期は、女性性の優しさに守られた男の子が、好き勝手に妄想し夢を試せる時代です。そこから、新しい技術などが開発されてきます。

それが、デジタルハード期に精度を増し、汎用化されていくともいえます。

これが、ハード期の特徴です。

 

ハード期のキーワードは

高さ・かっこよさ・形・本質・などです。

主に社会インフラや工業製品にその特徴が顕れます。
また、ハード期の立ち上がり時には、デザインにはアナログ期なのにデジタル要素のようなものとして表出してきます。

この辺りの見極めは難しいところです。
デザインに携わる人は、先ずは、アナログ・デジタルの観点から物事を見ることをお勧めいたします。

 

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