1957年コロナは誕生した。

1967年にはトヨタ1600GTなどの高性能車も存在した。1968年にはコロナマークUが派生した。クラウンとカローラの中間車種であったが、マークUが派生した後は、カローラより少し上級な車としての位置づけとなる。

その後、様々な派生車種を産む事になるが、2001年のプレミオ発表時にコロナのネーミングは消える事になった。

 

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@ 1957年
アナログピーク期のデザインがよくわかる。曲面と曲線多用で尻下がり、ボンネットは丸い。このようなデザインで現代風にアレンジしても可愛い車と評されるであろう。2008年現在の車のデザインと比較しても共通要素が多く見ることができる。
A  1960年曲線曲面多用なアナログデザイン。テールフィンが立っている事で少し尖った印象を受ける。これは、ハード期の要素がデザインに表れているからである B  1964年
ライトも丸くフロントガラスも丸い曲線基調のアナログ期の車なのだが、直線的な部分も見ることができる。時代がデジタル期を迎えようとしているのがよくわかる。また、1600GTがラインナップされるなど、ハード期の特徴もよく現れている。
C  1970年
デジタル期転換の前年に発表されたモデルで、ウィンカーは既に四角でデザインされている。ウェストラインは、ほぼ直線で形成されている。ボディー側面に軽く曲面が残るのみで、ほぼデジタル期のデザインに移行していることがよくわかる。
corona1973 corona1982 corona1982 corona1987
D  1973年  ライトは四角で縁取りされ、ウィンカーも四角。バンパーも四角。サイドドアモールではないが、バンパーからフェンダー、前後のドア、リアフェンダーからリアバンパーへと一本の直線が存在している。水平展開が始まっている。ボディー側面の曲面もなくなり、デジタル期のデザインに完全に移行したことがよくわかる。 E  1978年
ライトが四角になり、直線と平面のデジタルデザインであることがよくわかる。フロントのバンパーからリアバンパーへと続く一本の線も水平展開の現れである。また、1970年発表のコロナからキープコンセプトであることもよくわかる。

F 1982年  デジタルピークを迎えようとしている直線と平面のデジタルデザイン。ライトも真四角。サイドドアモールもはっきりとわかる。タイヤのホイールの中にも直線がデザインされている。長い間、排ガス規制基準クリアに苦しみ、ハード期本来のパワーのある車が出せなかった鬱憤を晴らすかのように、ハード期の最後にツインカムターボ車が登場した。

G  1983年
ライトは四角、サイドドアモールの存在、直線と平面のデジタルデザインである。この車の最大の特徴はソフト期の要素が出ていることだ。FF車となったのである。FF車にする理由は室内を広く取れるという点である。使い勝手の向上が始まる時代が始まったことを意味する。また、FFモデルとFRモデルが混在した時期である。時代の変わり目に上手く対応している様相がよくわかる。
corona1992 corona1996 corona1996
H  1987年
ヘッドライトは横長に変化し、まだまだデジタル要素が各所に見られる。その中に少しずつ面取りされたように角が取れてきている事がよくわかる。デジタルピークを過ぎたデザインである。そして、4WD車がラインナップに加わる。使いがっての向上と顧客のニーズに合わせるソフトの要素が表れてきている。
I  1992年
一気に丸くなった印象を受けるデザイン。ライトは変形しているが、横広がりの四角のデザイン。フォグライトやウィンカーにも強い直線があり、基本はデジタル期のデザインである。アナログ期へと変化していく過程がよく出ている。
J  1996年
デジタル期のオーソドックスなデザインである。フェンダーの張り出し具合がアナログ期への兆候を現している。サイドドアモールも顕在である。ユーザー層にあわせ、デジタル的な車に仕上げたようにうかがえる。
 
感性トレンドの概要説明